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オスプレイの横田基地配備に反対する10.25東京集会

2015年10月25日午後1時半から、「オスプレイの横田基地配備に反対する10.25東京集会」が福生の多摩中央公園で開催されました。東京平和運動センター・三多摩平和運動センターの共催により、会場には2300名が結集し、オスプレイの横田基地配備反対を訴えました。

 集会では神奈川・沖縄・横田で基地反対闘争を進めている団体の代表からも参加があり、各地のたたかいや情勢が報告されました。とりわけ①横田基地に配備されるCV-22オスプレイは空軍が特殊作戦に使用する機体であり、過酷な訓練により事故率が極めて高いこと。②横田に配備される機体の訓練は全国各地にわたり、とりわけ辺野古のキャンプシュワブでは実弾射撃訓練も計画されており、沖縄の負担軽減につながらないどころか一層の負担増につながっていること。③日本政府はすでにオスプレイ5機を410億円で購入することについて合意。木更津の自衛隊駐屯地では米軍配備の機体も含めて整備拠点を整備することが決定しており、関東の空に日米のオスプレイが集中すること。などの報告があり、会場からは怒りの声が上がりました。集会終了後は10の行進団に分かれ、横田基地前から福生駅にかけてデモ行進を行い、オスプレイの配備撤回、住民の安全確保と権利保全を訴えました。

オスプレイ配備計画は2013年7月、カーライル米太平洋空軍司令官は沖縄県の嘉手納基地か東京都の横田基地にCV-22を配備することについて日本政府と協議を進めていることを明らかにしました。周辺自治体や諸団体が政府に事実究明を求めても、政府側は一貫して情報提供を行いませんでした。2015年5月になってから突如として日米両政府は「2017年後半までに3機、2021年までに7機を横田基地に配備」という配備計画を一方的に発表しました。 安倍政権は沖縄県民の反対を無視し、普天間飛行場に海兵隊のMV-22を24機配備することを容認しています。防衛省では17機を独自に購入し、木更津に日米オスプレイの整備拠点を設けようとしていることから、全国で夜間飛行訓練や地形追従飛行訓練など、リスクの高い訓練が行われ

ることは明らかです。オスプレイは地域住民の安全を脅かすものであり認めることはできませんが、政府は地域住民の不安や怒りの声に応え、説明する努力を払っておらず、住民権利保全・地方自治の手続きがないがしろにされていることも許されません。

安倍政権は戦争法制強行採決後は安保問題について言及を避け、経済政策「アベノミクス第二の矢」を出し国民の目線を変えようとしていますが、自治労三多摩地協は戦争法制が強行採決され、民主主義が踏みにじられた9月19日を忘れることなく安保法制の発動を許さないたたかいを継続して取り組みます。


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